ミスター・ファンタスティック 伸縮自在!トリッキーに戦う全身ゴム人間
本名・別名
- リード・リチャーズ
- ミスター・ファンタスティック
- ゴームズ
伸縮自在!元祖ゴム人間
ミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズは、マーベル初のヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」のリーダーであり、天才科学者としても活躍しています。
リチャーズは3人の仲間(のちに妻となるスー、スー弟のジョニー、親友のベン)とともに、宇宙旅行中に不慮の事故により未知の宇宙線を浴び、全身をゴムのように自由に伸縮・変形させられる能力を得ました。リチャーズは「ミスター・ファンタスティック」を名乗り、残りの3人と授かった超能力で人々の役に立つべくヒーローチームファンタスティック・フォーを結成。彼は年長者であったことからチームリーダーを務めます。
能力
- 体がゴムのように自在に伸縮する。
- 通常の銃弾やナイフなど、ほとんどの物理的衝撃を跳ね返す。
- 身体を自由に変形させ、狭い空間にも進入することができる。
キレイにたたんでギュ〜とこんなところにも入れちゃうんです。
画像出典:http://www.comicvine.com/
体は切れないけど頭はキレまくり
MARVELヒーローの中でも天才的な頭脳の持ち主と描かれ、アイアンマンのトニー・スタークやアントマンのヘンリー・ハンク・ピム博士と並ぶほどの天才科学者ヒーロー。実写映画でも科学の知恵と力を駆使し敵を倒していました。
科学者としての知恵を絞り、チームメンバーのザ・シングを元の人間の姿に戻そうと長年取り組んでいますが、未だに成功に至ってはいません。
また、MARVELクロスオーバー作品内でも年長のリーダー的存在として描かれており、他のヒーロー達に適切なアドバイスを与えたりする事もあります。
日本の古くからのファンには「ゴームズ」でお馴染み
MARVELの中でも歴史の長いファンタスティック・フォーは、1967年にアメリカでアニメ放送されており、日本では1969年に宇宙忍者ゴームズの邦題で放送されました。
宇宙忍者ゴームズでのミスター・ファンタスティックは「ゴームズ」と訳され、この名前の由来は、ゴム人間と探偵ホームズにかけて付けられたそうです。彼が頭脳派キャラクターであることからホームズのイメージが出てきたそうです。
画像出典:http://www.cartoonnetwork.jp/cn_programs/view/00114
「ゴム人間」ならではの弱点も
ゴムという素材が持つデメリットは全て持ち合わせており、極度の高温には体が溶けて弱くなり、極度の低温には凍りついてひび割れてしまいます。なので実は原作コミックではこんな風にビロビロに伸びきった状態で死亡するエピソードも…あぁなんて姿に…。
画像出典:http://risotto.sakura.ne.jp/mb.cgi?eid=1946&more=0
実写映画について
ファンタスティック・フォーは2005年と2007年に実写映画化されています。その後2015年にリブート版としてキャストやスタッフを一新して再び映画化がなれます。旧版と新版の実写版ミスター・ファンタスティックを見てみましょう。
ヨアン・グリフィズ
画像出典:http://prcm.jp/pics
初代を演じたヨアン・グリフィズはキリッとした顔立ちで、冷静沈着で理性的だった頼れる天才科学者リード・リチャーズのリーダーとしてのイメージともピッタリ。
マイルズ・テラー
今回のリブート版を演じるのは1987年生まれのアメリカ人俳優、マイルズ・テラー。
画像出典:http://blogdesuperheroes.es/
アカデミー賞で5部門ノミネート、3部門受賞を果たした2014年のアメリカのドラマ映画『セッション』に出演し脚光を浴びた若手俳優マイルズ・テラー。先代のヨアン・グリフィズのように年長者のリーダーという印象はあまり感じさせず、むしろナード寄りなイメージすら感じさせますが、果たしてどんなファンタスティックな演技を見せてくれるのでしょうか。
新しくなった映画「ファンタスティック・フォー」は2015年10月9日(金)公開です。
次に読むのはコレ!
所属: Marvel