ソー ムジョルニアを振り回す暴れん坊雷神
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本名・別名
- ソー・オーディンソン
- ドナルド・ブレイク
アベンジャーズの”ビッグ3″の1人 アスガルドからやって来た”雷神”ソー
「ソー」の名前の由来はトールの英語読みで北欧神話での同名の神トール(Thor)。
コミックではシルバー・エイジ のタイトル『Journey into Mystery』で初登場しています。
その名前からもわかるように、ソーの出身「アスガルド」など、北欧神話がモチーフになっています。
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挫折を知らない俺様ヒーロー
単独映画「マイティ・ソー」「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」と、「アベンジャーズ」シリーズで日本でも存在感を放つようになったソーですが、彼のキャラクター設定は原作コミックと実写映画で大きく異なります。その違いを見てみましょう!
原作コミックでのソーの設定
アスガルドの神々の王オーディンの息子であるソーは、最強の戦士に成長するも傲慢で横柄な態度に。
それを見かねたオーディンが更正させるためにソーの記憶を消し、右足が不自由な医師ドナルド・ブレイクとして転生させられてしまいます。
あるアクシデントに遭遇した事でムジョルニアを取り戻し、同時に神としての力も記憶を取り戻してヒーローとして活躍していきます。
ソーとしての記憶を取り戻した瞬間。世紀末感溢れるコスチューム。
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実写映画でのソーの設定
実写版でも、神々の国「アスガルド」の王子であるという設定は同じ。自分勝手で傲慢な考えを持つソーに父であるオーディンは怒り悲しみ、ソーの力を奪い去りムジョルニアとともに地球に追放してしまいます。
記憶はそのままなので人間界でも傲慢な態度のままですが、のちに恋人となる天文物理学者のジェーンと運命の出逢い、その生活の中で自分の愚かさに気付いていきます。
原作で転生させられた「ドナルド・ブレイク」の名前はムジョルニアを奪いに失敗し捕われたソーを助けるためにセルヴィグ博士がエージェントを欺くための偽名として使われています。
ソーの相棒 無敵のハンマー「ムジョルニア」
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死にゆく星の心臓でつくられたという、よくわかんないけどなんかスゴい材料で作られた無敵のハンマー。そのパワーは強大ですべてを破壊する武器となり創造する道具ともなる最強の武器です。
ムジョルニアをブンブン振り回し敵をやっつけ、稲妻や雷雨などの天候も自由に操作できビューンと空だって飛べる最強のハンマー。
このハンマーを持つ条件として、「高潔な心の持ち主」でなければ持ち上げられません。
自分の傲慢さに気付かないまま人間界に追放されたソーもやっとムジョルニアにたどり着き、自信満々でハンマーを掴みましたが、持ち上げることができませんでした…神ショック…。
ちなみに「ムジョルニア」というのはやっぱり地球人には発音しづらいようで、映画「マイティ・ソー」では「ムニョムニョ」と呼ばれていました。
なんだかんだで弟に甘い兄の一面
ソーにはロキという弟がいます。
といっても直接の血のつながりはなく、氷の巨人との戦いでオーディンに拾われソーの弟として育てられるも、王を約束されているソーを妬み何かと邪魔をする困った弟ロキ。
映画「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」「マイティ・ソー/ダークワールド」も本当シャレにならないほどの大暴れ。このワガママ邪神の悪行をきっかけにアベンジャーズが誕生するわけですが…なんだかんだでロキに甘い優しい兄の一面も。今後の兄弟の関係も気になるところです。
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ハリウッドの駆け出し俳優がこの大役を勝ち取りブレイク
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クリス・ヘムズワース
ハリウッドの駆け出し俳優だったクリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)はこの「マイティ・ソー」で見事初主役を射止めます。
雰囲気もワイルドなソーのイメージとぴったりですよね。2014年にはピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男」にも選ばれこれからの活躍も期待されています。
2014年の時点でマーベルが「マイティ・ソー」第3弾の制作を正式発表しています。
「マイティ・ソー/ダークワールド」の脚本を担当したクリストファー・ヨストと製作総指揮を務めたクレイグ・カイルが脚本を共同執筆することが明らかになっています。アスガルドの暴れん坊の今後の展開が今からとても楽しみですね。
次に読むのはコレ!
所属: Marvel